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思ったコト。

先日、「世界がもし100人の村だったら 5」を見ました。

以前、私は涙ながら見てました。

気づくと今回は違う見方をしてました。
<涙が出てこない>

いや、別に涙を流したくて、今までもその番組を見ていたワケではないんですけどね。

何だろう、興ざめ、って言うのかな。



若干10歳という年齢で実弾入りの武器を手に訓練している男の子を見て
レポーターの女性が言った「かわいそう」の言葉。

ゴミ山でお金になるものを拾い集めている女の子の家庭でレポーターが食事をご馳走になった時に、レポーターが女の子の目の前で流した涙。
その涙は流れ的に決して感動の涙ではなく、哀れみの涙。
目の前で涙を流すってどうなんでしょう。
同じ涙を流すにしても、その場所を離れてからにして欲しかった。

彼や彼女たちにとって、
それが大変な生活だと認識があったとしても、それが彼や彼女たちの「日常」なんですよね。

ただの「お涙ちょうだい番組」ですか?と思ってしまいました。

いや、それならそれでいいんですけど。
もし番組の趣旨がそうでないなら、レポーターも選んだ方がいいんじゃないかと。


なんて偉そうなコトを書き連ねてしまいましたが、
冒頭にも書きましたが、以前は涙を流しながら見てたんです。
自分自身、いろいろ考えながら見るようになった・・・と言うより、見るコトができるようになった気がします。年を重ねたせいか?
だから涙が出なかったのだと思う。

たしかにテレビに映っていた少女や少年たちは、日本では到底考えられない生活をしてます。
じゃあ日本は豊かか?と振り返ると、決してそうとは言い切れない現状があるワケで。
実際、生活保護が受けられず餓死した、と言うニュースも聞きますよね。
日本も相当大変だと思うんですけど。
・・・そういうコトを考えながら見てたワケです、私は。

自分にできる「何か」をしないとね。

by orange-peach0808 | 2007-07-02 23:45 | 日々  

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